- バーチャルウォーター(仮想水)
私たちの周りには、目に見えない「水」が存在しています。
例えば、今や現代の生活に欠かせないスマホ1台、袖を通すTシャツ1枚。
これらを生産するために、実は膨大な量の水が使われていることをご存知でしょうか。
今回は私たちが普段目にすることのない、製品の生産過程で使われる水、バーチャルウォーターについて調べてみました。
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| ■スマホ1台で300リットル!? |
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スマートフォン1台の製造に必要な水は、
約300リットル と言われています。
これは、シャワー約3回分、ペットボトル(2L)にすると約150本分の水になります。
ちなみに、スマートフォン以外でも、、、
・スマートフォン:240~540リットル
・タブレット:400~900リットル
・ノートパソコン:1,500~2,000リットル
・テレビ(40インチ):2,700~5,000リットル
特にスマートフォンやパソコンでは、半導体チップの製造に大量の水が使われます。
シリコンの精製、冷却、部品の洗浄、、
こうした工程では、「超純水」と呼ばれる非常にきれいな水が大量に使われているそうです。
また、レアメタルなどの鉱物を採掘する際にも多くの水が使われます。
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| ■Tシャツ1枚生産するためには? |
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綿(コットン)で作られたTシャツを1枚生産するために必要な水の量は、
約2,700~2,900リットルです。
これは、
浴槽(約200L):約14~15杯分、
人間が飲む量:1人の人間が約3年~数年かけて飲む量、
ペットボトル(2L):約1,350本分
になります。
原料となる綿花の栽培(灌漑や農薬散布)だけで大部分の水が消費され、さらに染色や加工の工程でも水が使われます。

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| ■流通や販売の過程での水使用 |
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製造後にも私たちが手にするまでに水と大きなエネルギーを消費します。
例えば、アパレル製品の場合は以下になります。
■郵送・流通(サプライチェーン)
原料の綿花を農場から紡績工場へ、生地を縫製工場から各国の倉庫や店舗へと運ぶため、トラックや船舶、航空機が大量の燃料を消費します。この燃料の精製過程などでも間接的に水は使われています。
■販売・店舗維持
実店舗の空調や証明、さらには商品の陳列・保管に至るまで、莫大な電力消費を伴い、発電などのエネルギー供給過程で冷却水などの水が消費されています。
さらに、私たちが購入して着用し、最終的に廃棄するまでのライフサイクル全体(ウォーターフットプリント)を考慮すると、以下の過程でさらに水が使われます。
・家庭での洗濯:Tシャツを着るたび何度も洗濯を繰り返すことで、衣類の一生を通じた水消費量はさらに増加します。
・廃棄・焼却:大量に売れ残った服が廃棄されたり、着古されてゴミとして焼却される際にも、環境処理の過程で水資源が関わってきます。
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環境負荷の視点から見ると、製品を長く大切に使うことや、リサイクル素材を選ぶことが水資源の保護に繋がります。
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