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水資源を利用した再生可能エネルギーには、以下のような種類があります。
○水力発電
日本における再生可能エネルギー発電量の中で、太陽光発電に次いで大きな割合を占めています。
・大規模水力発電:安定した電力供給源として機能しています。
・中小水力発電:新たな開発促進の対象となっており、地域資源を活かした取り組みが進んでいます。
技術革新:近年の動向としてAI技術を活用した発電予測システムや設備の保守管理の最適化が進められています。また、独立行政法人水資源機構による「ハイブリッドダム」の取り組みなど、既存ダムの運用改善による発電効率の向上が図られています。
○海洋エネルギー発電
日本は四方を海に囲まれており、大きなポテンシャルを持つ分野です。
・潮流発電:海の満ち引きによる潮流の動きを利用
・波力発電:海面の波の動きを利用
・海洋温度差発電:海洋表層と深層の温度差を利用
・浸透圧発電:海水と淡水が混ざる際の浸透圧を利用
現状と将来性:現時点ではまだ実証段階や導入初期の技術が多く、今後の技術開発と社会実装が期待されています。
○地熱発電
地下に存在する水蒸気や熱水を利用して発電します。
・現状と将来性:日本は火山国であり、豊富な地熱資源を有しています。エネルギー安全保障の観点からも重要視されており、今後の導入拡大が目指されています。
[全体の7.7%。再エネの4割以上を占める水力発電]
水資源が豊かな日本では、水力発電が明治時代から発展し、水力発電導入量では世界第6位となっています。また、2019年度の国内における電源構成では、水力発電は全供給量の7.7%となっています。

出典:資源エネルギー庁「日本のエネルギー2020年度版『エネルギーの今を知る10の質問』」(2020)
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