生活習慣の改善
毎年9月は厚生労働省が定める「健康増進普及月間」です。
生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人一人の理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するため、啓発活動を実施しています。
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1.実施期間と統一標語 |
◇実施期間
令和6年9月1日~9月30日
◇統一標語
『1に運動、2に食事、しっかり禁煙、良い睡眠~健康寿命の延伸~』
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2.重点テーマ 休養・睡眠 |
■良質な睡眠のための環境づくり
・日中にできるだけ日光を浴びると、体内時計が調節されて入眠しやすくなる。
・寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まず、できるだけ暗くして寝る。
・寝室は暑すぎず、寒すぎない温度を保つ。
・就寝の約1~2時間前に入浴し、身体を温めてから寝床に入る。
・できるだけ静かな環境で、リラックスできる寝衣・寝具で眠る。
■運動、食事等の生活習慣と睡眠のポイント ・適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役立つ。
・しっかり朝食を摂り、就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され睡眠・覚醒リズムが整う。
・就寝前にリラックスし、無理に寝ようとするのを避け、眠気が訪れてから寝床に入ると入眠しやすくなる。
・規則正しい生活習慣により、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつけることで睡眠の質が高まる。
■睡眠と嗜好品のポイント ・カフェインの摂取量は1日400mg(コーヒーを700cc程度)を超えると、夜眠りにくくなる可能性がある。
・カフェインの夕方以降の摂取は、夜間の睡眠に影響しやすい。
・晩酌で深酒や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。
・喫煙(紙巻きたばこ、加熱式たばこ等のニコチンを含むもの)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。
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3.運動 |
・意識的に今より10分、体を動かしてみましょう。
いつもより、10分多く、意識的に体を動かして運動してみましょう。はや歩きは生活習慣病予防に効果があります。ストレッチや自宅でできる筋力トレーニングなど、できる運動から始めてみましょう。
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4.食事 |
・主食、主菜、副菜とバランス良く食べましょう。
・朝食を食べましょう。
・野菜をもう1皿食べましょう。1皿の目安は70gです。
野菜70gは、トマト半分。玉ねぎなら3分の1。キャベツや白菜なら大きい葉っぱ1枚分です。
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5.しっかり禁煙 |
たばこの煙には60種類以上の発がん物質が含まれています。煙の通り道はもちろん、唾液や血液に移行したりして、消化管や血液の経路などでもがんの発生リスクが高くなります。
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6.健診・検診で定期的な健康チェックを |
早期には自覚症状がない病気も少なくありません。
リスクを早期に発見し、対処するためには、無症状のうちから定期的に自分の体の状態を知っておくことが重要です。
・健診(定期健康診断・特定健診など)は、健康の保持増進のために、その時の健康状態を調べて問題があった場合に改善することが目的です。
・検診(各種がん検診など)は、病気の早期発見、早期治療のために大切です。
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