○頂点の星
クリスマスツリーの頂点に輝く星は、イエス・キリストが生まれた時に輝く星を表現。この星は「ベツレヘムの星」と呼ばれていますが、実際にある星かどうかは謎のままです。
○キラキラしたボール
光に反射するキラキラしたボールは、エデンの園にある「知恵の実」を表しています。アダムとイブがこの「知恵の実」を食べた結果、エデンから追放されて地上で生きる 事になったとか。。
ちなみに知恵の実はリンゴだったと言われている為、リンゴのオーナメントを飾ることもあります。
○杖
紅白しま模様の杖は「キャンディケイン」と呼ばれるもので、羊飼いの杖を表現しています。キリスト教では人々を羊、キリストを羊飼いに例えることがよくあります。そのた め羊飼いの杖は信徒(羊)を導くキリストの象徴といわれています。
○柊(ひいらぎ)
ギザギザの葉っぱに赤い実のついたものは柊(ひいらぎ)で、魔除けの効果があるとされています。というのも葉っぱがキリストがつけた茨の冠、赤い実はキリストが流した 血だからと言われています。
○天使
天使の飾りは、聖母マリアの受胎を告げた天使「ガブリエル」を表しています。
○キャンドル
現在は電飾となっていますが、その昔はキャンドルを飾って火を灯していました。 これは、マルティン・ルターが見た光景を再現したもので、きらめく星々を表現しています。
○リールと松ぼっくり
クリスマスリールはそれだけで飾ることが多いですが、ミニタイプをツリーに飾ることも。
リールなどに使われる常緑樹の緑は色褪せないことから、緑色は永遠を表す色となり
ました。また円形も永遠を表す形のため、クリスマスリールは永遠を象徴するものとい
えます。
そして、リールに飾られることが多い松ぼっくりは、柊と共にツリーに飾られることも。こ
ちらも「不滅性」を表し、また実り豊かの象徴ともなっています。
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