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今月のひとくちメモ
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■□□電気を安全に使用するために
 電気を安全に使用するために  >>8月は電気安全使用月間

私たちの生活のさまざまな場面で利用されている電気。その使用方法を誤ると大変な事故につながります。高温多湿のため感電や電気事故などが発生しやすい8月は、「電気使用安全月間」です。改めて、電気の正しい使い方について学びましょう。


■プラグの取り扱い

−プラグはしっかり持って、正しく差し込む


・プラグをコンセントにしっかり差し込まないで電気を使うと、熱を持って危険です。しっかり差し込んで使いましょう。

・コンセントからプラグを抜く時は、必ずプラグの根元を持ちましょう。コードを引っ張ると、プラグを痛めてショートの原因になります。

・壊れたプラグは、すぐに取り替えましょう。カバーが破損して中の金属が露出したまま使うと、感電などの恐れがあり危険です。

 引っ張らない(画像)

−濡れた手でプラグを触らない


・濡れた手でプラグを触ると、感電の恐れがあり危険です。炊事や洗濯の際などは注意しましょう。

濡れた手で触らない(画像)

−電熱器具は使用後、プラグを抜く

  

・火災などの事故を防ぐため、アイロン・ドライヤーなどの電熱器具は、使用後、必ずプラグをコンセントから抜きましょう。

  

−プラグを掃除する

 

・長時間プラグをコンセントに差し込んだままにしておくと、プラグとコンセントの間にたまっ たほこりで「トラッキング減少*」が起こり、火災の原因になることがあります。特に、湿気の多い所や家具の裏側などに設置されたコンセント、長時間プラグを差し込んだままに する冷蔵庫、テレビなどのコンセントは、ほこりがたまりやすいので、定期的に掃除しま しょう。

  

*トラッキン現象

プラグ付近にたまったほこりが湿気を帯びると、プラグの両極間に電流が流れ、過熱や発火に至る現象です。

トラッキング現象(画像)

  

・プラグを掃除するときは、濡れた布ではなく、必ず乾いた布などを使い、水気やほこりを取り除きましょう。

■コンセント・テーブルタップの取り扱い

−容量を超えて使用しない

コンセントやテーブルタップで使える電気の容量は決まっています。受け口がたくさんあると、容量を超えて電気を使用しがちですが、コードが過熱して火災の原因になることがあり 危険ですので注意しましょう。

・コンセント

ひとつのコンセントから使える電気の容量は、受け口数に関係なく、1,500W(15アンペア)までです。

・テーブルタップ

 それぞれ容量が決まっています。事前に確認してから使用しましょう。

タコ足配線(画像) ※タコ足配線はやめましょう!

■コードの取り扱い

−接触不良・破損の原因となる使い方をしない

・コードが家具などの下敷きになっていたり、ドアなどに挟まっていると中の線が切れたり、コードの表面が傷つき、漏電や接触不良の原因となるため、注意しましょう。

・発熱する恐れがあるため、コードを束ねて使用するのはやめましょう。


■照明器具の取り扱い

−清掃・交換時はやけどに注意

・照明器具やランプの清掃・交換は、やけどなどの恐れがあるため、消灯してから行いましょう。また、ランプは消灯直後でも熱を持っているので、十分冷えるまで触らないようにしましょう。


−布や紙などの可燃物で覆わない

・照明器具やランプは、点灯時に高熱を発しています。布や紙などの可燃物で覆わないようにしましょう。

布で覆わない(画像)  

−場所・容量にあった照明器具を取り付ける

・漏電や錆び防止のため、浴室などの水周りは防湿形、屋外では防雨形の照明器具を取り付けましょう。

・照明器具には、決められたワット(定格消費電力)の最大の数字が表示されています。白熱電球の場合、発煙や火災などの事故のおそれがあるので、定格消費電力を超え るランプを取り付けないようにしましょう。




電気は間違った使い方をしてしまうと、発火や感電など、危険を伴う恐れがあります。

ふだんの生活で見過ごしがちな電気周りの取り扱いについて、改めて注意していただきたいと思います。

(出典:経済産業省) 

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