この時期は、日本付近で低気圧が急速に発達するので、春の嵐には注意が必要です。日本列島を通過する低気圧には、日本海を通るものと日本の南岸を通るものがあります。
(日本海コース)
発達した低気圧が日本海を通る時は、北に位置する低気圧に向かって風が吹き込むため、全国的に暖かい南風が強く吹きやすくなります。
低気圧が日本海を通過した翌日は、西高東低の冬型の気圧配置となって寒さがぶり返すことも多いので、寒暖の差にも気をつけなければなりません。
(南岸コース)
一方、低気圧が日本の南岸を通過する時は、全国的に強い雨や雪が降りやすく、特に三陸沖や日本の東の海上で急速に発達すると、北日本に暴風雨や暴風雪をもたらすこともあります。
(※内容は一部「ウエザーニュース」より抜粋)
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