「取水制限」とは、川から取る水の量を制限することです。川の水が減り過ぎないように調整するために行われます。それに対して「給水制限」とは、各家庭に送られる水の量を制限することです。
「取水制限」だけでは、蛇口から出てくる水の量に変化はありません。ただ、更に雨が降らないと、川から取った水の量も減るため、その内「給水制限」が行われます。この「給水制限」が行われると、蛇口から出てくる水の量が少なくなってしまいます。
(出典:goo天気)
「取水制限」では各家庭への影響はありません。ではなぜ、この段階でニュースで取り上げられるのでしょう?
それは、各家庭への節水の呼びかけをするためです。すでにダムは少ないところでは10〜20%になっているかもしれません。そこで少しでも意識を変えてもらおうと、「取水制限」の情報を広報しているのです。
また、「給水制限」の方法としては、『減圧給水』と『時間給水』があります。
『減圧給水』
水道水を給水する圧力を下げて水の出る量を少なくすることです。
高台などでは、水がにごったり水の出が悪くなったりすることがあります。
『時間給水』
普段は24時間毎日水道水は給水されていますが、その給水する時間を制限することです。渇水時には水道局の広報に注意しましょう。
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