>>湿気対策やあれこれ
6月に入り、日本各地で梅雨を迎えて湿気が多くなるこの時期。気になるカビや湿気対策など、この時期注意したいことをあれこれまとめてご紹介します。
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■カビ退治のポイント |
梅雨の時期に一番気になるのが、「カビ」ですよね。カビの最も好きな環境は、温度20〜30度、湿度70%前後と言われています。栄養源と酸素があればいつカビが発生してもおかしくありません。
家の中でカビの生えやすい所はキッチン。湿気がこもりがちで、特にシンクの下は密閉されているうえに、汚れでカビが生えやすくなってます。
次いで、浴室。湿気が多いうえに、水垢や石鹸カスはカビの絶好のエサになります。
押し入れや下駄箱も湿気がこもりやすいのでカビが発生しやすい場所です。
そして見落としがちなのが、じゅうたんやカーペーットの裏側。とにかく湿っぽいところにはカビが発生します。
!まずは、カビの発生しやすい場所を知りましょう。
・キッチン ・浴室 ・押し入れ ・靴箱 ・じゅうたんなどの裏側
【カビ退治のポイント】
カビ退治のポイントは『乾燥』と『清潔』です。
まず、朝起きたら窓を開け、空気を入れ替える習慣にしましょう。これだけでかなりカビが防げます。天気の良い日は、押し入れや下駄箱も開けて風通しをしておきましょう。
そして、水分はこまめにふき取りましょう。浴室やキッチンなど、めんどうでもこまめにふきそうじをすることが効果的です。
! 換気でかなりの予防ができます! ⇒ 『乾燥』
! 水分はふき取る。
次に、カビの栄養源を断ちましょう。
ほこり、ゴミ、あかや野菜くず、などはカビの栄養源になります。まめに掃除しましょう。
! まめに掃除をしましょう。 ⇒ 『清潔』
(この時も換気しながら行うことが大事です。)
カビは見た目が悪いばかりか、アレルギーや食中毒の原因にもなりますので、健康のためにも、予防を心がけたいものです。
でも、もしカビができてしまったら?!
×掃除機で吸ったり、乾いたぞうきんでふかない!!
掃除機で吸ったカビは排気口から部屋全体にまきちらすことになります。
乾いたぞうきんでふいても、細かくなったカビは目に見えず分散して部屋中に飛び散ります。そこからまた新たなカビが発芽してしまいます!!
×水拭きも逆効果です。
水ぶきもカビに湿気を与えることになり、カビの繁殖繁殖を助けることになります。
○水ではなく、消毒用アルコールを使って消毒しましょう。
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■衣類の湿気対策
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冬服から夏服への切り替えの時期。湿気が多いこの季節に衣類をしまう時のポイントをご紹介します。
まず、湿気は下の方にたまります。押入れの場合は上段より下段に、重ねて使う衣装ケースも下のケースほど湿気が多くなります。
そこで、「湿気に弱い衣類は上に、強い衣類は下に」収納することがポイントになります。
シルクやカシミア、アンゴラはとてもデリケートで湿気に弱い素材ですから、一番上段にしまいましょう。逆に湿気に強い綿や麻は下のケースでも大丈夫です。中段には、比較的湿気に弱いウールやポリエステルを入れます。
【衣替えのポイント!】
(上段) シルク・カシミア など (湿気に弱い)
(中段) ウール・ポリエステル ↓
(下段) 綿・麻・ナイロン (湿気に強い)
!ケースやクローゼットは8分目の収納を心がけましょう。
!押し入れにすこのを敷くのも湿気対策になります。
!衣類をしまうのは、晴れて空気の乾いた日に。
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■お気に入りの傘のお手入れ |
梅雨の時期は傘の出番も多くなりますね。お気に入りの傘を長持ちさせるために上手なお手入れ方法をご紹介します。
ポイントは3つ。
1.完全に乾かす。
2.たたむとき、生地をこすらない。
3.車の中に放置しない。
濡れたままの傘や十分に乾いていないと、生地が変色したり骨が錆びる原因になります。
使用後は、傘を広げ、十分に湿気を取り除いておきましょう。
たたむ時もやさしく取り扱いましょう。生地の表面には、はっ水加工や紫外線防止加工などがしてありますから、こすりすぎは、傷つきやせっかく加工された機能を低下させてしまいます。
また、車の中は温度が高くなったり湿気が多くなりがちですが、これがもとで、生地の変色や骨の変形を起こすことがあるそうです。
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■車の梅雨対策もお忘れなく! |
雨の日が多くなるこの時期、車の運転で注意したいのが「視界」ですね。そこで、車も梅雨対策をしれおきましょう。
まずは窓ガラス。晴れた日には汚れに気付きにくいものですが、雨が降ると視界が悪くなってしまいます。これは、ワックスのカスなどの油汚れ。夜はギラギラして視界を悪くするのでとても危険です。雨が降る前に窓ガラスの汚れを落としておきましょう。
そして、ミラーの汚れも忘れずに落としれおきましょう。ミラーは親水性のコーティング剤を使うと雨粒はそのまま落ちるので、視界も確保できるそうです。
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