>>日本の月平均気温は4番目の高さ
気象庁は1日、2015年の世界の年平均気温が平年より0.42度高く、統計開始以来、最も高かったと発表しました。また、2015年の日本は平年より0.69度高く、統計開始以来、4番目の高温になりました。
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■世界の月平均気温 2015年は過去最高 |
気象庁は1日、2015年の世界の年平均気温を発表しました。
平年(1981〜2010年)より0.42度高く、統計を開始した1891年以降では最も高い値となりました。(これまでは2014年の平年プラス0.27度が最高でした。)
世界の年平均気温は、長期的には100年あたり0.71度の割合で上昇しており、特に1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。
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■日本の月平均気温 2015年は4番目の高温に |
2015年の日本の年平均気温は平年(1981〜2010年)より0.69度高く、統計を開始した1898年以降では4番目に高い値となりました。(最高は1990年の平年プラス0.78度です。)
日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.16度の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。
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■高温の要因 |
近年、世界と日本で高温となる年が多くなっている要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が考えられます。
また、世界と日本の平均気温は、数年〜数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動の影響も受けて変動しており、2015年の世界の年平均気温が高くなった要因の一つとして、2014年夏から続いていたエルニーニョ現象が2015年春以降さらに発達したことが考えられます。
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