>>「取水制限」と「給水制限」について
記録的猛暑と少雨により、全国各地でダムの貯水量が減少しています。
国土交通省においてはHPで全国の渇水状況(取水制限等)を公開し、節水を
呼びかけています。
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■平成25年度 全国の渇水状況(国土交通省) |
H25 渇水状況(一級水系)について(8月29日9時現在)
(出典:国土交通省)
国土交通省によると、29日現在、取水制限を行っているのは関東で利根川、荒川の2水系、
中部で大井川、豊川、天竜川の3水系、関西で加古川水系、四国で吉野川、那賀川の2水系
となっております。
渇水状況及び取水制限等の詳細については、国土交通省のHPにおいて随時更新されて
公開されており、常に最新情報をご覧いただけます。
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■取水制限と給水制限の違いについて |
雨が少なく、ダムの水があるところまで減ってしまうと、「取水制限」と「給水制限」という言葉をよく耳にします。それでは、この「取水制限」と「給水制限」とは、どう違うのでしょうか。
「取水制限」とは、川から取る水の量を制限することです。川の水が減り過ぎないように調整するために行われます。それに対して「給水制限」とは、各家庭に送られる水の量を制限することです。
「取水制限」だけでは、蛇口から出てくる水の量に変化はありません。ただ、更に雨が降らないと、川から取った水の量も減るため、その内「給水制限」が行われます。この「給水制限」が行われると、蛇口から出てくる水の量が少なくなってしまいます。
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給水制限には、2つの段階があり、まず「減圧給水」が行われます。これは、給水の水圧をさげて蛇口から水が出る量を少なくすることです。それでも水不足が続く場合には「時間給水」が行われます。これは普段24時間供給されている水道水を時間を制限して給水することです。
「給水制限」、さらには最悪の「断水」という状況を避けるためにも、一人ひとりが節水を心がけたいものです。
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(※内容は一部goo天気より)
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