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>>節水は燃料費の節約にもつながります!
私たちが普段の生活で使用しているお湯の量がどれくらいかご存知ですか?
このお湯の量(給湯量)を少しでも減らすことができれば、燃料費の節約にも
つながりますよね?!
今回は一般家庭における給湯量と燃料費について考えてみましょう。
【給湯量】
一般家庭で使用するお風呂でのお湯は42〜43℃位の温度が必要です。
また1日に使用するお湯の量は給湯設備、人数、個人差などによって異なり
ますが平均的な給湯量の目安は次のとおりです。
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■1日の平均使用給湯量
浴槽の溜め湯 |
200リットル |
1人の使用量 |
風呂の上がり湯、シャワー |
50リットル |
洗面 |
10リットル |
炊事 |
10リットル |
洗濯 |
10リットル |
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では一般家庭(4人家族)での1日に使用する給湯量を概算してみましょう。
(浴槽溜め湯)200リットル+(1人の使用量)80リットル×4人分=520リットル
給湯量=520リットル(一般家庭における平均的なお湯の使用量)
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【燃料費】
次に1日に必要な燃料費を計算してみましょう。
(水温は東京都の平均水温、燃料単価は都市ガスの燃料単価を使用)
給湯量<520リットル>×(湯温<42>℃−水温<15.2>℃)×燃料単価<0.0144>円
= 200.6円/日
燃料費=200円/日
(1ヶ月あたりの燃料費 = 6,000円)
※参考
○各地域における平均水温
地域 |
札幌 |
仙台 |
新潟 |
東京 |
名古屋 |
大阪 |
高知 |
福岡 |
鹿児島 |
那覇 |
平均水温℃ |
8.9 |
11.5 |
12.9 |
15.2 |
14.0 |
17.0 |
17.7 |
16.0 |
19.0 |
24.3 |
○燃料価格表(燃料価格は地域によって若干異なります。)
燃料種別 |
価格 |
効率 |
燃料単価 |
LPガス |
1Kg = 271円(12,000Kcal/Kg) |
80% |
1Kcal当たりの単価=0.0282円 |
都市ガス |
1m3 = 127円(11,000Kcal/m3) |
80% |
1Kcal当たりの単価=0.0144円 |
深夜電力 |
1Kwh = 7円( 860Kcal/Kwh) |
80% |
1Kcal当たりの単価=0.0102円 |
石油 |
1g = 46円( 8,850Kcal/g) |
80% |
1Kcal当たりの単価=0.0065円 |
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では、節約できる燃料費はどのくらい? |
1日の給湯量の内、節水可能な量は1人の使用量(80リットル)の
2割程。(エコバルブ使用実績平均)
= 16リットル/日
上記と同じ条件(4人家族の一般家庭、東京、都市ガス使用)で計算すると
節水可能な給湯量=64リットル/日
節約可能な燃料費=24.7円/日
1ヶ月あたりの節約可能な燃料費=741円
実際にお使いの給湯の用途や、燃料種別などにあわせて、計算式の値を
上記参考にある値に入れ替えて計算してみましょう。
シャワーや給湯をほんの少し節水するだけでも驚くほどの燃料費が節約
可能になりますよ!
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