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HOME > 今月のひとくちメモ > 2020.7月号 
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■□□土用の由来
うなぎ(画像)  >> 土用と間日について

今年の土用の丑の日は7月21日(火)と8月2日(日)の2回。
スーパーで【土用の丑の日】、【うなぎ】ののぼりを見かける季節になりました。
今回は、その「土用」について由来などを改めてご紹介しましょう。


■土用の由来

うなぎを食べる日、として有名な土用の丑の日。
私たちの生活にはかなり浸透していますが、それは、夏土用に限った話です。

そもそも「土用」は四立(立春・立夏・立秋・立冬)前の約18日の期間をいいます。(その期間に12周期で巡ってくる干支の丑の日にあたるのが土用の丑の日です。)

土用の由来として、土用の期間には、古代の中国の思想である「陰陽五行説」がかかわっています。
陰陽五行説は、
 ・自然界のあらゆるものを「蔭」と「陽」にわけた「陰陽論」
 ・自然界は「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素でなりたっているとする五行説
この2つを組み合わせて、宇宙や自然、人事などありとあらゆる現象を説明する理論です。

四季を五行説で表そうとした時、五行説が持つ5つの要素に1年を表す四季を当てはめ「春=木」「夏=火」「秋=金」「冬=水」としました。
でも、これでは五行説の構成要素である「土」が欠けてしまいます。
そこで、それぞれの季節の終わり約18日間に「土」を割り当て「土用」としたのです。

五行図(画像)

■土用の語源について

五行説の5つの要素は本来、「木気・火気・土気・金気・水気」。
この中に「土用」というものはありません。
では、「土用」とは何なのか?
「土用」は元々「土旺(王)用事」と言い、この「旺(王)」と「事」が省略されたものとされています。

「土旺用事」は、「土の気が旺(さかん)になり事を用うる」と読みます。

この「用」には「はたらき」という意味がありますから、土の気がもっとも働く期間を指しています。

そして、「王」には「大きく伸びる」という意味があり、「旺」は「日の光が盛んに四方に放たれるさま」と意味しているそうです。
(他に、「土旺(王)」が日本に伝わってから発音がなまって「どよう」になったため、「用」という漢字があてはめられて「土用」になったという説もあります。)

 ■土用の期間中にしてはいけない事

土用の期間中は、陰陽道において土を司る神とされる「土公神」(どくじん)が支配すると言われていました。
この事から土用の期間中に土を動かす作業が『凶』とされています。
具体的には、次のようなことは避けるべきと言われています。

 ・建築に関わること(地鎮祭や基礎工事の着工など)
 ・住環境に関わること(引越しや庭木の移動など)

他にも、
 ・土を動かす
 ・穴を掘る・埋める
 ・庭に花や植物を植える、庭木の移動
 ・花壇を作る
などです。

まだ、井戸を利用していた(旧暦)時代の話ですが、特に秋は「土公が井戸に在り」と言われて、井戸掘りや井戸替えが出来なかったそうです。
※井戸替え:井戸の水を全てくみ出して中を掃除すること

当時の人にとって井戸替えは欠かすことのできない重要な作業でしたが、上記にあるような仕事をする人にとっても1年の内で約1/5の期間は何もすることができないのは社会生活上問題です。

そんなことから、土用の期間中に設けられたのが「間日(まび)」です。

 ■土用の間日とは

間日は、文殊菩薩のの計らいにより、全ての土公神が清涼山に集められるため、地上を離れるので、土を動かしても問題ないとされています。
土用の間日は、
 ・春土用:巳・午・酉の日
 ・夏土用:卯・辰・申の日
 ・秋土用:未・酉・亥の日
 ・冬土用:寅・卯・巳の日
となっています。

ちなみに、今年2020年と2021年の土用の期間と間日は以下のとおりです。
気になる方はご活用いただければと思います。

   
区分 土用の期間 間日
2020年 冬土用  1月18日〜2月3日 1/24(寅)1/25(卯)1/27(巳)
春土用  4月16日〜5月4日 4/20(巳)4/21(午)4/24(酉)5/2(巳)5/3(午)
夏土用  7月19日〜8月6日 7/23(卯)7/24(辰)7/28(申)8/4(卯)8/5(辰)
秋土用  10月20日〜11月6日 10/21(酉)10/23(亥)10/31(未)11/2(酉)11/4(亥)
2021年 冬土用  1月17日〜2月2日 1/18(寅)1/19(卯)1/21(巳)1/30(寅)1/31(卯)2/2(巳)
春土用  4月17日〜5月4日 4/19(酉)4/27(巳)4/28(午)5/1(酉)
夏土用  7月19日〜8月6日 7/19(辰)7/23(申)7/30(卯)7/31(辰)8/4(申)
秋土用  10月20日〜11月6日 10/26(未)10/28(酉)10/30(亥)


(※出典:いい日本再発見)



「夏土用は丑の日にうなぎを食べる」は定番ですが、土用の丑の日には「うのつく食べ物を食べるといい」とも言われています。うどん、梅干し、瓜、牛(肉)などがあります。
土用は季節の変わり目に当たる期間ですから、食事はもちろん、体調管理にも十分気を付けてお過ごしいただけたらと思います。


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